2015-03-04

100円の価値

皆さん、こんばんは。最近、いろんなことが身の回りでおきてる営業のyanasimaです。つい先日、あるお客様の担当者さんが退職するので御挨拶にうかがいました。担当者さんには10年間お世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。応接室に案内していただき最後にいろんな話をしたのですが、その途中良い話をしていただいたのでブログに書きたいと思います。担当者さんは、九州の出身でご両親は会社経営をしているそうです。現在のご実家周辺は随分とひらけたらしいんですが、幼かった頃は何もないような場所だったみたいです。敷地も広大で聞いた話だと東京ドーム一個分の山だったらしいです。ご両親は仕事が忙しく、いつもおばあちゃんと遊んでたそうです。おばあちゃんは自分の家に咲く花を摘んで花束にして町へ売りに行ってたみたいで、一緒に花を摘んで、おばあちゃんと一緒に花を売りに行くのが楽しみだったそうです。ところが一束100円の花束はなかなか売れなくて、売れたときは幼いながらもすごくうれしかったそうです。そのためか、まわりの友達が自動販売機で100円のジュースを買っていても、おばあちゃんを思い出すらしく買わなかったそうです。大人になるまで、ずっとそうだったって言ってました。自分は、その話を聞いた時にゾッとしました。お金の大切さと100円を稼ぐ大変さを忘れてたと…きっと、この話は忘れないと思います。ご実家に戻ってご両親の後を継ぐとのことですが、がんばってください。遠く離れてしまいますが応援しています。10年間お世話になり、ありがとうございました。