たまに話す、近所のばあちゃん。
昔から知っていたけど、小さい頃はあまり話さなかった。
最近になって少し話すようになった。
ばあちゃんは、もう90歳近いので耳も遠い。
歩くのも大変なくらいだけど、乳母車を押しながら歩く。
心臓にペースメーカーを入れてから、大きな声は出せないらしい。
若い頃の話をするときはとても楽しそうに話していて、可愛く見える。
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…そんなばあちゃんに今したい事を聞いてみた。
『今は、なんにもしたいことはないよ。
ただ、若い人達が元気でいるところを見るのがいちばんの楽しみだなぁ。』
『じゃあ、俺は元気でいるよ。』
その時はじめて、ばあちゃんの名前を聞いた。
『おぼえててなぁ、もうすぐだから。』
『そうだね、忘れないよ。』
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なんかちょっと力が抜けて、なんかちょっとやる気が出た。
がんばんべ!!