かなり昔、まあ子供(小学校低学年だと思う)の頃のことなのですが、父の車は滅多に洗車することが無く
ましては、ワックスを掛けるなど本当に見たことがありませんでした。
そんなある日、家族で買い物に出かけている街中で「ワックスを掛けたままの車」を見たとき、
私 「ああ、雨が降るねー」
両親 「なぜ?雨が降るの?」
私 「だって、車にワックスを掛けると雨が降るんでしょ?」
母 「なんで雨が降るの?」
私 「だって、この前お父さんがワックス掛けていたら、おかあさんが言ってたじゃない。」
両親 「??」
少し、間を空けて
母 「ああー」
父 「なに?」
母 「それは、凄く珍しいことをお父さんがしたから、言ったのよ。」
そうです、これは母が父に皮肉を言っていたのです。
そんな「皮肉」など知らなかった私はきっと、ワックスの油成分が大気に影響して、雨が降るのだと思っていました。それか、ワックスを掛けるのはなかなかの重労働でした(子供にはネ)ので、
大汗をかいて、その汗が大気中に拡散し、雲を作る。それが雨を降らせると、考えていました。
まあ、子供考えることって面白いってことですわw
それにしても、最近見なくなりましたねぇ
「ワックスを掛けたまま走っている車」
そんな、ことをちょっと思い出した「T」でしたw